マンガでわかる神・時間術「命を大切にする時間術」

開業して1年半が経った頃。
院がようやく軌道に乗り始めて
たくさんの患者さんが来院。

「これでやっと食べていける…」と
安心したものの、ある問題が発生。

忙し過ぎる…

当時の1日のスケジュールは
9時に診療開始。
12時までの受付だが
患者さんが次々と来るので
終わるのは14:30頃。

パソコンでセミナー動画を観ながら
ランチを食べ終わったら
すぐに15:00から午後診療が開始。
20時までの受付だが
仕事帰りの患者さんが次々と来るので
終わるのは22時近く。

そして、ここまで忙しいと
カルテを書く時間が全くない…
大量のカルテを持ち帰り、
深夜または早朝に書いていました。

さらに休診日は大量の事務作業と
セミナー講師や治療院コンサル。

睡眠時間は3~4時間の日々でした。

そんな日々が1年以上続いた頃に
私は突発性難聴になり、ひどい耳鳴りと
目眩になやまされます。

さらに脂漏性湿疹と言って頭皮が荒れまくり。
治療家なのに治療が必要になってしまったのです。

そんな時に、働き方を変えることになった
1冊の本が『神・時間術』でした。

そして、先日マンガ版が登場!
今日のオススメ本!

■マンガでわかる『神・時間術』
■樺沢 紫苑 (著), ショング (著, イラスト)
■KADOKAWA (2023/3/30)

当時の私は時間がないので
睡眠時間を削る。

仕事の質が下がるので、さらに忙しくなるという
負のスパイラルに堕ちていました。

P.14から引用
ちっとも大げさじゃない!!
睡眠不足だと脳の機能が低下して
死亡率は5.6倍!!
仕事の効率も落ちて
余計仕事をしなきゃいけなくなるんです!!

その後は診療時間を制限して、値上げ。

質の高い治療と仕事ができるようになり
収入の入り口を増やすことができ、
当時よりも売上が上がりました。

P.68から引用
朝の始業直後の最初の1時間後が、
最も仕事が捗る時間帯です。
この午前中に1日の仕事の7割を
終わらせるイメージです。

当時はとにかくルーティン最優先。

全てのルーティンを終わらせてから
大変な仕事を進めようとしていました。

就業後は特に頭がフラフラなので
文章を書く仕事は平常時の倍以上
時間がかかっていました。

この時の生活リズムなら
執筆なんて絶対にできなかったでしょう。

ちなみに私の執筆リズムは
起床後1時間で1000文字×100日

P.84
休憩時のスマホは
さらに脳が疲れるので
避けてください

PCやスマホで動画教材を観たり、
休憩がてら映画を観たり、
めちゃくちゃ目を酷使していました。

今、思い返すと脳科学的に
めちゃくちゃな生活をしていたと思います。

大切なことは仕事時間ではなく、仕事の質なのです。

本著で神・時間術を身につけることで
飛躍的に仕事の質を上げることができて
私は人生が大きく変わりました。

ただ、あくまで本に書かれていることは
脳科学的なエビデンスがあるということ。

色々なやり方を試してみて、私にはこれが合うというものを
見つけるきっかけにすることが大切です。

最後に伝えたいことは
「短眠は命を削る」ということ。

過去の私もそうでしたが
患者さんのため、家族のためならと
誰かのために頑張れちゃう人は要注意。

色々な方法を駆使すれば
睡眠時間を削ることは簡単です。

・頑張れば、もっと稼げる!と
 ドーパミンを出したり
・ジムで激しい運動をして
 アドレナリンを出したり
・期限を宣言して追い込むことで
 ノルアドレナリンを出したり

私もずっとやっていました。

しかし、考え方を改めるようになった
きっかけの一つが私の身近な人が
突然、亡くなられたのです。

忙しく仕事をされている
ドクター、経営者の方が3人も。

3人とも同じように仕事や激しい運動で
自称ショートスリーパーの方々で
むしろ短睡眠を自慢されていました。

しかし、本当にショートスリーパーの方は
1人/10万人にの確率だそうです。

睡眠時間を削ることは
「命の前借り」に過ぎません。

1日が24時間しかないから寝ないのではなく、
1日が24時間しかないから7時間寝ます。

とはいえ…

仕事ってガッツリやる時期が必要。

ワークライフバランスなんて言ってられません。

私も修行時代や開業当初の仕事量があるから、
今のアウトプットが出来ていることは間違いありません。

あまりにも長期的にやることは私はオススメしません。

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