正論さんの観察~エピソード12.正論さんとプライドを捨てる~

こんにちは。
withコロナを生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。

目の前の正論VSもっと先にあるゴール

連載している「正論さんシリーズ」
正論さん急増中!~自分の正しさで人を攻撃する人~

私が正論さんについて書く理由

昨年、私が正論を手放せたなと感じた話。
正論さんを捨てると、プライドを捨てられる。

その理由は目の前の小さな正論ではなく、
もっと先にあるゴールを見て
今、自分が何をすべきか選択できるからです。

やばすぎるビジネスパートナー

昨年の話です。
以前の職場でお世話になった方から久しぶりに連絡があり
職場同窓会をやることになりました。

その方は、以前にメンタルを病んだことがあり
長期間仕事を休んでいました。
お会いした時はすっかり元気に。
私もほっととしていました。

元々、すごく優秀で能力が高い方。
私がセミナー講師やプロデュースをやっていることもあり
共同でセミナーを開催することになりました。

そこからが地獄の始まり。
以前かなり激しい躁鬱気質だったのですが
全然、治っていなかったのです…

セミナー準備をしていても
・期限を全く守らない

・突然の音信不通

・深夜の鬼電と罵倒

想定外のストレスに悩む日々が始まります。

正論さんエリートである昔の私だったら
期限を守らない→「それでプロフェッショナルと言えるのでしょうか」

音信不通→「社会人としてどうなんでしょうか」

深夜の鬼電→「まずメールで電話できるか確認してからお電話いただけますか」

こんな感じで火にガソリンを注いで、さらに炎上させていたでしょう。

しかし、この時すでにセミナーの受講生の方々が
たくさん集まっており受講料も入金済み。
その中には「私が主催するのなら」とお世話になっている方々も。

私のゴールを受講生に喜んでもらい、受講して良かったと思ってもらうこと。
それを達成するためなら何でもやる。

プライドを捨てることを決める

私はプライドを捨てることを決めました。

その方が攻撃モードになっていたら
・気分を害して申し訳ありません。
・私のサポートが行き届かなくて申し訳ありません。
・何か私にお手伝い出来ることはありませんか。

とにかく、相手に気を遣って先回り。
お世辞を数え切れないぐらい言い続け
めんどくさい仕事は全て私がやりました。

その結果セミナーは無事に成功!
受講生の方々に喜んで頂くことが出来ました。

終わった後その方はノリノリで
「是非、また一緒にやろう!」と言っていただきました。

やる訳ねーだろ。
「ありがとうございました」と丁寧に挨拶をして別れた後は
安心感でその場に座り込んでしまいました。

ゴールを決めたあとは

その後、会計作業や諸々の処理が終わり
今後は別々にやる旨を伝えました。
そして、あらゆる連絡手段をブロック。
今後一切、関わらないことを決めました。

その方の生き方を否定するつもりはありません。
そういう生き方と言う事実があるだけ。
しかし、そこで衝突が起きてしまうのはお互いが不幸です。

その時からは人選びは慎重に。
今は本当にビジネスパートナーに恵まれて幸せな日々です。

ゴールを見失って衝動的に行動を起こすと
まず上手くいくことはありません。
自分が正論さんになりそうな時、「ゴールは何か?」と考える。
それをするだけで正論さん衝動を抑えられます。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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