まじめな人ほど報われない!?「生きづらさからの脱出」

「これだけ努力しているのに、
 なぜ評価されないのだろう」
「自分は正しいことを言っているのに、
 なぜ、あの人は怒っているんだろう」
「あいつは、めちゃくちゃなことをやっているのに
 なぜ、人から好かれるんだろう」
私が20代の時にいつも思っていたこと。
30代になって、分かったことは
私がまじめ過ぎて、自分の正しさで
人をぶった切っていたのです。
世の中の多くは「正しい」「間違っている」ではなく
「好き」「嫌い」で動いているのです。
そんなことも知らなかった、
過去の私に読ませたい1冊。
■まじめな人ほど報われない!?
 コーチング医が教える
 生きづらさを解放する未来型メタ思考
■清水 なほみ (著)
■Clover出版 (2022/12/1)

著者の清水先生は
中学校時代にいじめにあった経験から、
「脳と心のしくみ」に興味を持つようになり、
「人は『本当の自分』を生きていない時に
 体や人生に不具合を起こす」と気付かれたそうです。
私の人生が上手くいかなかった理由の一つが
「自分の正しさ」という完全な一人称思考。
自分が正しいと思っていたことは、
世の中を斜に構えて見ていた私の視点のもの。
だいぶ歪んでいたので、かなりやばい奴でした。
P.37~引用
混乱の時こそ、どれだけ「せいで目線」を、
「おかげで」目線に変えていけるかが、
とてもとても重要になります。
ちょっとした見方で人生はいくらでも
楽しくも、つまらなくもできます。
私は常に
「あいつは自分のことを攻撃しようとしている」という視点から
言葉や行動の一部を捉えては、自分自身を守ろうと
先制攻撃をしていました。
P.87~引用
「ストレス」があるから、病気になるのではありません。
「ストレス」という「形がないもの」と
闘おうとするから、不調が出やすくなってしまうのです。
もし、その形がないものの原因が
自分自身で、それに気付いていなかったとしたら?
かなり、世の中は生きづらくなります。
そこで大切なことは
本著にも詳しく書かれている「メタ認知」
※メタ認知とは
「自分の認知活動を客観的にとらえる、
 つまり、自らの認知
(考える・感じる・記憶する・判断するなど)を
認知すること」
治療家をやっていて思うことは、
「心身一如」といって身体の症状の多くの原因は
心が関係しているのです。
何か生きづらさを感じているけど、
その理由が分からない人に
読んでもらいたい1冊です。

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