お金の引力「まずは目の前の仕事から」

【たまには毒を】
日本って清貧を良しとするような
「お金は卑しいもの」みたいな風潮がありますが、
ないより、あった方が良いですよね。

そんな、お金を引き寄せるための1冊がこちら。

今日のオススメ本!
■お金の引力
■末岡由紀 (著)
■サンマーク出版 (2023/4/24)

著者の末岡さんは、
もともと預金残高「391円」だったところから
年収1億円、資産10億円という、
日本人のトップ1%(!)に入る
大富豪にまでなりました。

「お金の引力」というタイトル。
こういう億万長者本の特徴として、
よくあるのは「フワッとしてる」
「感謝しましょう」
「人を大切にしましょう」
「誠実に生きましょう」
うん、もちろん大切ですよ。

そして、自分のビジネスの
サクセスストーリーを語り、
そのやり方を伝える。

「通販最高!」
「オンラインビジネスやろうぜ!」
「コミュニティしかないでしょ!」
しかし、それはその人の成功体験であり、
そのビジネスが読者に合っているかまでは
全く考慮されていない。

しかし、本著はいきなり
予想していなかった展開。

P.52から引用
大事なのはたとえそうであっても、
まずは今日目の前の仕事に
真剣に取り組むこと。
誰にも負けないという域に達するまで
やり切ること。
目の前の仕事の達人になること。

P.53から引用
年収450万以下の君がやるべきことは
投資でも起業でもない!

よくいるんですよね。
「店長(院長)を任せてもらったら、
 もっと出来るのに!」
「独立したら本気になる!」
はっきり言って、これはない。

人との仕事の約束すら守れないやつが、
自分との約束を守れる訳がない。

SNSの弊害でしょうか。

成功者(それすら本当かはよく分からない苦笑)に憧れて
こんな仕事じゃなくて、もっと大きなことを…
と妄想が進む。

目の前の仕事すら、きちんとやっていないやつが
大きな仕事なんて出来る訳がない。

そして、大した能力もないのに独立をして苦しむ。
(ここでの能力とは専門性、社会性、人間性)
そして現実とのギャップに苦しんで
めちゃくちゃな集客をする。

結果、自分の信頼残高を燃やし
焼畑農業のようなビジネスを繰り返す。
すげー迷惑。

SNSでは綺麗に取り繕っていても、
本人の自己肯定感は低いと思います。
まずは目の前のことから。

P.56から引用
一つひとつの作業をいちいち丁寧にやるんだ。
当然やりたくない仕事、面倒だと思う仕事もあるだろう。
でもそういう仕事ほど、丁寧に一生懸命やることを心掛ける。

P.74
人は誰しも人生において
プライベートも何もない仕事だけに集中する期間が
必要なのではないかと考えている。
ずっとそんな生活を続けろというわけではない。

「一事が万事」
プライベートでお金と時間にルーズな人は、
仕事でもルーズ。

その人の「在り方」が仕事に全て出ます。

まずは目の前の仕事をやり切ることから。
私も独立前、師匠の下での独立前の3年半、
開業してから3年は本当に必死でした。

仕事というか人生なんとかしたかったので。

しかし、その期間に
自分の生き方、仕事の基礎が培われました。
機嫌によって、正解が変わりまくる師匠。

そんな師匠が求める
「限りなく正解に近いもの」を
提供するために鍛えられた
相手の欲しがるものを先回りする能力。

明日「お前セミナー講師な」という
無茶振りに対応してから
(しかも、最初は専門外だった内容)
隔月で3年間セミナー開催して鍛えられた、
講師、講演ができる能力。

自ら、締切り前日に必ず提出することで
鍛えられていたので本や雑誌の締切も
必ず守る能力。

当時と仕事内容は変わっているが
使っているのは当時、鍛えられた能力。

本書では段階ごとに
「マインドのつくり方」
「仕事の向き合い方」
「お金の知識」が分かります。

P.233から引用
自分は何かに怒っていないか。
自分の怒りの原因は何か。
その怒りの原因は、自分が本当に求めているものが
得られないからではないか。
その本当に求めているものとは何かを考えてみよう。

私、この怒りを忘れていました。

非日常、エンタメで搾取し続ける
不誠実なダイエット業界。
私が変えます。

仕事やお金について学べる深い内容。
大切なことは
「美しい稼ぎ方」「美しい使い方」
お金に向き合う良い機会になる1冊です。

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