治療家、修行時代。
パワハラ、モラハラ何でもあり、毎日帰宅は23時過ぎ、土日はセミナーで
勤務時間は300時間超え。
しかし、私自身そういうタフな働き方を求めていました。
そこで師匠や先輩たちから学んだことは仕事だけではなく
人生や生き方そのもの。
開業して繁盛治療院を作れたのも
セミナーや講演で人前で喋れているのも
ベストセラー本を書けたのも師匠や先輩方のおかげです。
しかし、最近出た私の答えは
私が学び、実践していた治療院経営は
「個」の輝かせ方であり、
「組織」ではない。
本物の治療院経営を学ぶために
手に取った1冊がこちら。
今年から私が所属している治療院経営コミュニティ
「エンパワーメント経営アカデミー」
平川先生の著書。
P.61とくに最近目立っているのが、業界外への人材流出です。治療院業界を去って、異業種に転職する人が増えているのです。中略それを活かさない道を選ぶのは、私からするともったいなく感じますが、裏を返せば、それくらい「もういたくない」と思わせるような「まずい働き化」がこの業界ではまかり通っている、ということです。本著から引用
これは本当に悲しいこと。
治療家って辛そうに来院された患者さんが
痛みから解放されて、喜んでもらえて
直接「ありがとう」を言ってもらえる
すごく楽しい仕事なんです。
しかし、異業種と比べて「経営」に関してかなり遅れを取っている治療院業界。
今月、エンパワーメント株式会社の
経営計画書発表会に行ってきましたが
過去、私が見てきた治療院経営とは全くの別次元。
経営計画、スタッフ育成、評価制度
ここまで、徹底しているのかと。
「スタッフの人生を考えている」
口では言えるが実際に数字として説得力があるのか。
感じたことは「規模」「数字」のすごさではなく社長の「覚悟」
※規模も数字も圧巻
ちょうど私は治療院経営で
過去、最大に後悔する出来事があったタイミングでした。
「俺が社長だとスタッフが不幸だ」と
心の底から思い、何が本当に大切か見直すことに。
全ては社長の責任。
戻らないものは戻らない。
口で言っても意味はありません。
「覚悟」と「行動」は見せることしかできません。
ここから這い上がります。
新時代の、本物の治療院経営を
学びたい方には是非読んでいただきたい1冊です。
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