こんにちは。
withコロナを生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。
人間関係が壊れても反省出来ない正論さん
連載している「正論さんの観察」
正論さん急増中!~自分の正しさで人を攻撃する人~
正論さんの特徴の一つが
人間関係が壊れても反省が出来ない。
コミュニケーションが得意そうな人でも
距離が縮まったり、一緒にいる時間が長いと
攻撃性が発動して関係を壊しがちです。
なぜ、反省出来ない?
反省出来ない理由は簡単。
自分は正論を言っているという正義の名の下に
無意識に他人を攻撃してしまっているからです。
私が正しく、あなたが間違っているという
大義名分を手に入れると
正論さんの攻撃は容赦がありません。
議論の目的は
例えば、職場で議論をする事があり
自分は正しいと思い、意見の合わない人を
論破したとします。
正論さんは「勝った」と思うのでしょうが
論破するという行為は相手の意見や感情を
完全に無視した行為。
論破された人は、どのような気持ちになるでしょうか。
正しい事を言われたとしても、正論さんを嫌うのではないでしょうか。
状況によっては避けられたり、陰口を言われたり
相手が目上だったら職場で干されることもあるでしょう。
議論に何か目的があったとしたら
その目的を果たせずして
人間関係が壊れてしまったら「負け」なのです。
反省が出来ない=同じ事の繰り返し
しかし、正論さんは
「あいつが悪い」
「自分は正しいことを言っている」
「あの程度の事で機嫌を損ねやがって」
という考えしかありません。
反省が出来ないのでフィードバックが出来ない。
結局、また同じことを繰り返してしまいます。
原因が分からずに繰り返し人間関係を壊してしまう。
かなり辛いです。
論理的には正しくても
これを言ったら相手はどんな気持ちになるか?
また、自分が言われたらどんな気持ちになるか?
と思いを馳せてみる。
そのワンクッションを入れるだけで
コミュニケーションは変わってくるのではないでしょうか。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。