正論さんの観察~エピソード2.高度な変換システム~

こんにちは。
withコロナを生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。

敵を探し、作り続けるシステム

連載している「正論さんの観察」
正論さん急増中!~自分の正しさで人を攻撃する人~
今日は正論さんの物事の捉え方についてのお話。

正論さんの攻撃的になりやすい
パターンの1つが高度な短所変換システム

前回のブログに書いたように
世の中の多くは「正しい」、「間違っている」ではなく
「好き」か「嫌い」で動いています。

しかし、世論さんは自分自身が好き嫌いで
人を裁いていることに気付くことが出来ません。

あなたはどの面を見ますか?

正論さんはレベルが上がるにつれて、怒りの沸点が低くなると同時に
矛先、標的、ターゲットを自由自在に創り上げる事が出来るのです。

なぜかと言うと物事には二面性どころか多面性があり
どうとでも言語化することが出来てしまいます。
そして、どのように捉えるかは、その人の感情や思考に委ねられます。

捉え方次第で長所も短所へ

高度な短所変換システムを搭載すれば
周りの人達の魅力的な個性すらも

「周りに流されない人」→「人の意見を聞かない自分勝手な奴だ!」

「思慮深い人」→「さっさと決めろ!この優柔不断野郎が!」

「コミュニケーション力が高い人」→「コビばっかり売って、あいつは八方美人だ!」

あら不思議。
一瞬にして長所を短所に変換する事が出来てしまいます。

このように多くの人を攻撃対象として
ロックオンしていたら世の中ストレスばかり、敵ばかり。

達人の領域

コロナストレスが関係しているのでしょうが
世の中、このシステムが稼働している方が多い気がします。
正論さんレベルが上がれば上がるほど範囲は広がり、感度は敏感に

SNSで自分に対して関わりのない人への感情的なコメント。
サザエさんを炎上させるような、別の時空への攻撃。
これらの高等技術はハンターハンターで言う円のレベルですよ。


~HUNTER×HUNTERから引用~

遠くに舞い落ちる木の葉を把握するかのように
他人の意見や発言を短所に変換して攻撃する。

逆に物事はポジティブに捉える事も出来ます。
受け流す事だって出来ます。
結局、自分の反応を決めるのは自分次第。

誰にでも攻撃的になる時はありますが、
自分がそうなっていると感じた時は
この人(出来事)のポジティブな面は何だろう」と
一呼吸置くだけでも衝動的な行動は
コントロール出来るのではないでしょうか。

どうせなら楽しく、どうせなら好意的に、どうせなら優しく
捉える心の余裕が欲しいですね。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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