仕事が速い人は、「これ」しかやらない〜仕事の仕分け方の教科書〜

こんにちは。
AI時代を生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。

外出自粛で読書時間が増えています。
第2領域『緊急ではないが、重要な事』を意識して
今の時間を大切に使いたいですね。

先日読んだ書籍
『仕事が速い人は、「これ」しかやらない: ラクして速く成果を出す「7つの原則」』
著石川和男

著者は建設会社役員・税理士・大学講師・時間管理コンサルタント・セミナー講師と
5つの仕事を掛け持ちするスーパーサラリーマンこと
石川和男さん。

仕事が速い人の共通点は圧倒的な仕事量
この肩書きだけでも「仕事が速い人」の説得力がありますね。
普通なら過労死する仕事量かと思いますが、そんな方の仕事術とは?
私がグッと来たポイントを3つ!

1.それ今やるべきこと? 〜「好楽円」な仕事に要注意!〜

「好楽円」な仕事とは
誰もが取り掛かりやすい
「好きな仕事」「楽な仕事」「円滑な仕事」の事。
やっかいな仕事は誰もが後回しにしがちです。

しかし、後回しにしたことで本来やるべき仕事に取り掛かる時
万全の状態ではない事が私はよくありました。

P.37
集中力がみなぎっている午前の時間帯に、
「好楽円な仕事」をして、集中力が切れてきた時間帯に
難易度の高い仕事を行うなんて非効率的。

「力の入れどころ」を間違えている典型です。
〜本著から引用〜

私の以前の朝一の仕事は
メールを開いて、返信やメルマガを読んだり
好楽円の仕事から着手していました。
しかし、これらはあまり集中力を必要としません。

特に朝一は脳の中が整理されているゴールデンタイム
この時間を「好楽円」な仕事に使ってしまうのは非常にもったいない。

自分の集中力やコンディションを把握して
仕事の難易度ごとにやる時間を振り分けたり順番を変える事で
私は圧倒的に仕事が速くなりました。

2.大きくて難解な仕事は砕いてしまえ!〜アイスピック仕事術〜

大きな仕事のかたまりを直視してしまうと
無意識に「好楽円」な仕事に逃げてしまう事があります。
そして、なぜその仕事は大きく見えているのでしょうか。
そこでアイスピックで砕くように細分化!

P.39
『アイスピック仕事術』
大きくて難易度の高い仕事を細分化して、「好楽円な仕事」へと変化させているのです。

ネーミングが素晴らしい!
砕いた氷の大きさは様々。

氷(仕事)の大きさや形によって
自分でやるか委任するか。
また、取り掛かるタイミングを選ぶ事で
さらに仕事が早くなります。

3.社長が本当に正解ですか?〜貴重な転職者の意見〜

特にうちのような小さな組織は
どうしてもトップダウンが多くなります。

中小企業の社長にありがちですが
自分だけを正解にしてしまう
気が付くとすごく無駄な事にコストを掛けていたり
社会の常識から外れてしまっている事も…

P.50
転職者は、転職先の良い点も悪い点もよく見えます。
しかし反感を恐れて、なかなか自分からは改善方法を指摘しません。
何か職場を改善したいヒントを得たいと思ったら、こちらから以前の職場との
違いなどを聞いてみましょう。

うちには社会経験・子育て経験がある
優秀な女子スタッフがいます。
私は上司ではありますが彼女達は人生の先輩

そんな彼女達からはいつも貴重な意見やアイデアをもらっています。
今後は今まで以上に改善方法を聞き出しやすい場を設けます。

最後に一言

著者の石川さんは色々な肩書き、立場にいることで
様々な視点から仕事について考えられています。

本著のサブタイトルにもある
「ラクして速く成果を出す」とありますが
「仕事を速く終らせる事で
 成果に直結する事柄にフォーカスする大切さ」を学びました。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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