私の紹介症例①46歳女性~悶絶するほどの肩の痛み~

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【当院のウイルス対策】
①スタッフ全員のマスク着用
②治療スタッフ治療前後の手指消毒
使い捨てフェイスペーパーの使用
④毎回治療後に枕、胸マット、ベッドの消毒
クレベリン、オゾン発生器の設置
⑥布シーツではなく拭き取れる抗菌銀マットを使用
⑦加湿空気清浄機と加湿器の
2台体制で空気中の感染力が下がる
湿度50~60%を保っています。

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こんにちは。
バランス整骨院 中原
院長の野上浩一郎です。

昨年、医療連携のセミナーを開催してから
紹介症例を教えて欲しいと言われることが増えました。
私が治療院で紹介状を書き続ける理由

今年はセミナー開催がいつになるか分からないので
ブログで情報発信をしていきます!
治療家はもちろん、治療家を目指す学生
一般の方でも分かりやすい内容でお伝え出来ればと思っています。

仕事中に突然、強烈な肩の痛み

先週、来院された患者さん。
「職場でデスクワークをしていると
 突然、肩が痛くなってきて痛くて動かせなくなってしまいました…」
とのこと。

来院時に待合室で上着を脱ぐ時
悶絶する声が聞こえてきました…
問診中は呼吸が荒く、冷や汗ダラダラ。
この時点である疾患を疑い、治療はせずに整形外科へ紹介状。

結果から伝えると
『石灰沈着性腱板炎(せっかいちんちゃくせい けんばんえん)』
その名の通り肩に石灰が沈着することによって
引き起こされる炎症です。
この疾患はどの患者さんもかなり痛そう!

整形外科への紹介状

整形外科からの返信

このハガキタイプの返信は初めて…
翌日、病院に行った患者さんから「すっかり良くなりました!」との電話報告。
嬉しい限りです。

石灰沈着性腱板炎の特徴とは

さて、そんな石灰沈着性腱板炎の
典型的な症状には3つの特徴があります。

ひとつめの特徴は「年齢」です。
特に40~50代の女性に多いです。
私の過去の臨床経験でも40~60代の患者さんが9割以上。
何となくやせ型の方が多い…
気がします。

ふたつめの特徴は「痛みの出方」です。
きっかけもなく、突然の強烈な痛みに襲われます。
また、肩だけではなく腕や指先まで痛みや痺れを感じる事があります。
肩を下ろした状態で動かせなくなる方が多いです。

みっつめの特徴は「時間帯」です。
夕方から夜間にかけて痛みが強くなる事が多いです。
この患者さんは仕事をしていたら夕方から
痛みが強くなり帰宅前に来院されました。

中には寝ていたら夜中に痛みが出て
一睡も出来ませんでした…と
翌日来院される患者さんも少なくありません。

まとめ

この3つの特徴が揃ったら
石灰沈着性腱板炎の可能性が高いです。

この症状は基本的に治療院の治療では良くなりません。
整形外科でレントゲンを撮れば多くの場合は
石灰が確認されるので診断が出来ます。


引用元:日本整形外科学会

その場合は、痛み止めやステロイドの注射
自分の範囲外の症状だと判断したら
適切な医療機関に紹介状を書きましょう。
ちなみに、なぜ石灰が沈着するかは
未だに原因が特定されていません…

治療院の現場で同じような症状の患者さんが
来院した時に思い出して頂けると幸いです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

参考文献

【4月のお知らせ】
4月10日(金)午前は
院長不在とお知らせしましたが
通常通り勤務になりました。

また4月29日(水・祝)
休まず診療しています。
受付時間は9:00~13:00まで。
スタッフ一同お待ちしております。

【3月の混雑状況】
こちらです。

当院は予約制ではなく仮予約制です。
詳細はこちらです。

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