ブレインメンタル強化大全〜休み下手な過去の私に渡したい１冊〜

こんにちは。
withコロナを生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。

あなたは日々の仕事をしていて
「車のアクセルとブレーキ、両方を踏んでいる」
そんな感覚になったことはありませんか？
私はあります。

整骨院を開業してしばらく経った頃。
開業当初は暇だったが夢に見た繁盛治療院。
しかし…　忙しすぎる。

当時、私は一生懸命仕事をしていたものの
今、振り返ると本来のコンディションからは
程遠い状態で仕事をしていました。
その理由が全て分かる書籍がこちら。
『ブレインメンタル強化大全』
樺沢紫苑著

先程の話に戻り、当時の私の状況を具体的に書くと
平日は９時から１４時半過ぎまで診療をして
急いで昼食を食べて１５時から午後診療。
帰宅するのは２２時過ぎ。
土曜・祝日は９時から１７時近くまでノンストップで診療。

さらに診療の間に全く空き時間がないので
膨大なカルテを持ち帰り、深夜か翌日早朝に書く。
休日には事務作業やセミナー講師にセミナー受講。
そんな生活を続けていると身体に異変が…

ある時、左耳から『ボボボボボボ…』と
音が聴こえるようになり、耳の奥が詰まった感じ。
さらに耳鳴り、めまい。
病院で検査をしたところストレスと疲労から来る
『突発性難聴』と診断されました。
患者さんを元気にするはずの治療家が
治療を必要とする状態になってしまったのです。

そんな時に、日本一情報発信をする精神科医である
樺沢紫苑先生の存在を知り、書籍やyoutube、メルマガ等で
脳科学的にエビデンスのある身体の整え方を
一つ一つ実践していきました。
本著は、そんな樺沢先生の身体の整え方を
全て網羅した最新バージョン！

冒頭に書いた車のアクセルとブレーキ。
私のアクセルは
・仕事が好き
・患者さんに貢献した
・もっと数字を上げたい
これらに対して、どんなブレーキを踏んでいたか
私の失敗談を３つ紹介します。

①遅寝・早起きの週間

当時の私はとにかく時間がない。
仕事時間を長くすることで
仕事量を増やそうとしていたのです。
毎日４〜５時間睡眠の日々でした。

P.27
睡眠不足の人は、本来持つ自分の脳力の１〜２割も低い能力で、
毎日仕事をしているのです。
〜本著より引用〜

眠いのを我慢しながら仕事をしても
頭はぼーっとしているので、とにかく捗らない。
物忘れも激しくなるので、仕事で後戻りする回数が多いので
結果的に１日仕事をしているはずなのに
仕事が全然進んでいないことが、よくありました。

今は本著でも推奨される７時間以上寝ることで
トータルの仕事時間は減りましたが
仕事量は圧倒的に増えています。

②１日中座りっぱなし

事務作業をやる日は長時間座りっぱなし。
何か捗らないな…と思っているが
休憩する時間なんてない！と
トイレ以外は１日中座っていることもありました。

１５分以上座り続けると、認知能力と集中力が低下し、
作業効率が落ちるという研究もあります。
座り続けることは、仕事のパフォーマンスを下げるのです。
〜本著より引用〜

適度に身体を動かした方が良いと分かっているものの
忙しすぎると、そんな冷静な判断すら出来なくなるのです。

今では時間を決めて、休憩時間になったら
外を散歩したり、筋トレをすることでリセット。
その後はスッキリした状態で仕事に戻ることが出来ています。

③休息が下手

本著に書かれているやってはいけない休息法ワースト３が

１　スマホを見る
２　座り続ける
３　疲れてから休憩
〜本著より抜粋〜

私は全て制覇していました。

昼休みは座ったままスマホやパソコンを見て
仕事をしながら食事をしたり
疲れてからも仕事を継続していました。

今ではパソコンやスマホは一切見ずに
昼食を食べて、１５分の昼寝を確保。
スッキリした状態で午後診療に入っています。

仕事量を増やすために休憩や運動の時間を作る

本著の習慣を継続していると
明らかに仕事量が増えてくるのです。
大切なことは「業務時間」ではなく「業務効率」
そして、仕事だけではなく私生活にも張りが出てきます。

私の失敗から学んだことは
・１日は２４時間しかないから寝ないのではなく
　１日は２４時間しかないからこそ寝る。
・運動をする時間がないぐらい忙しいからこそ運動をする。
・休憩を取らないから、休憩を取る暇がないぐらい忙しくなる。

何だか禅問答のようになってしまいましたが
休息下手の私には大切な学びです。

バランス整骨院 中原ホームページはこちら
http://balance-nakahara.com/

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