気づかいの壁「非言語コミュニケーションの言語化」

最近、世間を
ザワつかせている「ChatGPT」
上手に質問をすれば、
知識と情報を編集する能力には
本当に驚かされます。

しかし、まだまだ人間が
勝っているところは
質問する側が何を考えているかを
先読みする能力、つまり
「気づかい」ではないでしょうか。

さて、そんな能力を
飛躍的に上げる1冊がこちら。

今日のオススメ本!
■気づかいの壁
「気がつくだけの人」を
「気が利く人」に変える、たった1つの考え方
■川原礼子 (著)
■ダイヤモンド社 (2023/2/15)

担当編集は日本一売れている編集者の
種岡 健さん。

著者の川原さんは
株式会社リクルート入社。

CS推進室でクレーム対応を中心に
電話・ メール対応、責任者対応を経験後、
教育チームリーダーを歴任。

年間100回を超える社員研修および
取引先向けの研修・セミナー登壇を
経験後独立。

正に気づかいのプロフェッショナルに
相応しい経歴!

しかし…
実は元から気づかいができる方では
なかったそうです。

P.52から引用
もともとの私は、気づかいができる
人間ではありません。
失敗のたびに先輩に相談したり
マネをしたり、マナー本を読んだりしました。
役職がつき、部下ができてからは、
心理カウンセリングの勉強をしながら
試行錯誤してきました。

これ、超重要。

たまにコミュニケーション能力の
塊のような方がいます。

こういう人は考えずに
自然にできてしまうので
再現性がなく言語化が甘い印象。

川原さんは海外で仕事をしていたこともあり、
ゼロから「気づかい」について学んだそうです。

仕事ができる、できないは重要ですが
そこから先に進むために「気づかい」は
最も重要なスキルではないでしょうか。

会社に勤めていても、独立していても
次々とステージを上げていく方は
誰もが気づかい上手。

気づかいをしなくても、
好き勝手やってても許されるのは
数%の天才だけではないでしょうか。

P.13から引用
ある程度の年齢になってくると、
もう誰も、「チームのことを考えろ」とは
言ってくれません。
30歳を過ぎた中堅社員に、
「挨拶をしましょう」なんて、
誰も注意しませんよね。
中略
つまり、自分で気づかないといけなくなるのです。

大人は残酷。

上手くいってない人が
コミュニケーションで悩んでいても
「人として嫌われると」
本当のことを教えてもらえません。

そして、知識や技術を上げれば
上手くいくと思うけど
全然抜け出せない負のループ。

私は本当のことを忖度なしで
滅多斬りされる期間があったので
なんとかその負のループから抜け出せました。

何か上手くいかない人は
「気づかい」の非言語コミュニケーションの
言語化に解決策があると思います。

頑張っているけど、何か上手くいかない。
何か次に繋がらない。

過去の私のように生きづらい人が
生きやすくなる1冊です。

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