「会社員」として生きる。〜どちらでも良いという選択肢〜

こんにちは。
withコロナを生きる、心と身体の整え方
野上浩一郎です。

今日のオススメ書籍
■「会社員」として生きる。
■著:石川和男
■きずな出版 (2021/11/27)

私は元会社員。
大学を卒業後、一部上場の企業でSEとして勤務していました。
当時はコミュ障で人間関係がうまくいかず、
仕事もできず逃げるようにやめてしまったのですが…

しかし、今振り返ると素晴らしい環境でした。
入社してから2ヶ月近く、みっちり社員研修を受けながら
生産性ゼロなのに給料をいただける。恵まれた福利厚生。

当時、私は携帯電話のソフトウェアを作っていたので
誰もが知っている大手メーカーの開発に関わり、
その製品がドラマで使われていた時は感動しました。
また海外の携帯電話のプロジェクトにも関わっていたので
海外出張に行くことも多い部署でした。
(私は行く前にやめてしまうのですが…)
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個人としての信用がなくても、会社の信用力を借りて
そうした経験ができるのは、すごいチャンスです。
P.25
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当時は仕事が嫌いだったので、その恵まれた環境に
気づいていませんでした。

今、独立してから得たものは「圧倒的に自由」
治療院で女子スタッフに威圧的な態度を取る顧客は
すぐに出禁にすることも可能です!笑
しかし、開業して間もない頃、コロナの影響で休院した時
銀行口座のお金が激減していった時の恐怖は
今でも忘れることはありません。

以前、理系一流大学を休学している
起業ガールに今後どうするか質問をされました。

私の回答は理系なら大手企業に勤めれば
フリーランスでは
・関われない企業と接点ができる
・扱えない金額の仕事に関われる
・絶対扱えない機材を使える
メリットを伝えました。
大手企業→フリーランスは簡単ですが
フリーランス→大手企業はかなり難しい。

大切なことは、正解はない。
どちらもメリット・デメリットがあり
正しい情報を知っておくこと。
そうすれば、後悔する確率をかなり減らせます。

石川さんは会社員として生きながら、
独立もされているので、あくまで「中立」なのです。
酸いも甘いも知り尽くしています!

特にSNSの功罪の章は、すごく納得。
心がスッと軽くなりました。

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